令和7年度環境産業合同入社式を行いました!
令和7年(2025年)5月20日(火)埼玉県環境産業振興協会は埼玉県と共同で「令和7年度環境産業合同入社式」を行いました。
さいたま共済会館601会議室において、当協会員企業の14社から29名(3名はリモート参加)の新入社員の皆さんが一堂に会しました。
埼玉県の堀口幸生環境部長が、冒頭のあいさつで「皆さんの門出を業界全体でお祝いするものです。」と、この入社式の意義を述べ、「同世代の仲間をたくさん作ってください。」と人のつながりが重要であることを伝えました。
近年よく聞かれる「サーキュラーエコノミー」の最も重要な役割を果たすのが産業廃棄物処理の処理・リサイクル業界であり、そして一方で、近年多発する災害において災害廃棄物の処理支援を実践していることに対して、改めて感謝の言葉を述べられました。
埼玉県環境産業振興協会の亀井寿之会長は、「皆さんが、我々環境産業を担う業界の仲間になったことを心から歓迎します。」とお祝いを述べました。
「我々の業界は、以前からサーキュラーエコノミーを実践している『環境産業』です。」と述べ、そして「これからの業界を支えるのは、若い皆さんの情熱と新鮮な発想」と参加者に期待の言葉をかけました。
参加者を代表して、安永喜一さん(ツネイシカムテクス株式会社)と黒瀬里菜さん(株式会社木下フレンド)が「誓いの言葉」を述べました。
「堀口環境部長や亀井会長からの言葉に深く感銘を受け、決意を新たに、身が引き締まる思いです。」「県や協会の方々から環境産業に暖かく迎え入れていただきありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝え、「やりがいと魅力を胸に全力を尽くしたい。」「諸先輩方のご指導を仰ぎ、一所懸命に取り組みたい。」と力強く誓いの言葉を述べました。
宮田駿様(株式会社ケイ・エム環境)から「先輩社員による激励の言葉」が述べられました。
「今の会社にはドライバーとして入社し、最初のころは業界のことも会社のことも右も左もわからずちんぷんかんぷんだった。それでも、現場で経験を積む中で、少しずつ仕事のやり方を学び、周りの方々の力を借りながら成長することができた。今は営業部でお客様と直接関わる仕事をしているが、毎日が新しい学びの連続。」と自身の経験談を話しました。
そして、参加者の皆さんに対して「分からないことがあるのは当たり前」「どんなベテランでも最初は初心者。」「何度も助けてもらいながら、ようやく今の自分がある。」と述べ、「一人で抱え込まないでほしい。」と訴えました。
さらに、「私がこの業界で働いていて一番大切だと感じているのが、『人との繋がり』。ぜひ、人との繋がりを大切にしてください。」と強調しました。
最後に、「皆さんがこれから経験することすべてが、必ず成長の糧になります。悩んだり迷ったりすることもあると思いますが、そんなときこそ『仲間』がいます。どうか、無理せず、ひとつひとつ、着実に歩んでいってください。」と締めくくりました。
参加者は、その「激励の言葉」に熱心に耳を傾けていました。
参加者全員で記念撮影
一般社団法人日本環境衛生センターの村岡良介様から「持続可能な経済社会の発展について」と題して、講演が行われました。
村岡様は、日本環境衛生センターサスティナブル社会推進部の技術審議役であり、環境カウンセラーです。長年日本の廃棄物処理の第一線でご活躍されている専門家です。
講演では、環境問題のこれまでと現状を踏まえて、これからの産業資源循環業界(産業廃棄物処理業界)の展望し、その果たす役割を訴えました。
講演の最後に、「廃棄物の仕事を好きになってほしい。」「最初は分からないことばかり。知らなくて当たり前。その一つ一つが力になる。」「友達を大事に。身体を大事に。」と参加者にエールを送りました。
※講演資料については、会員専用ページに掲載しています。
名刺交換会(左:鈴木拓海 青年部会長 / 右:司会 青年部 原圭氏)
名刺交換会(参加者の様子)